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SapERP

 

SapERPとは

SapERPは、その豊富な機能で高い信頼を獲得し、現在のERP市場においてもトップシェアを誇るERPパッケージです。 

SAP ERPシステムは、企業で行う基幹業務のすべてを発生ベース(伝票処理)で1つのデータベース(大福帳型データベース)に一元管理する設計により、基幹業務全体を統合的に管理します。特に、受注・販売・生産などの業務における個別処理が、入力時点で即時に会計情報として反映され、参照することができることが大きな特徴となっています。1つの伝票処理(トランザクション)によって、すべての部門の情報が一度に変更され、それらが要約された会計情報は、その内容の詳細を辿っていく(ドリルダウン)ことで、業務情報のそれぞれのトランザクション(伝票)1つ1つへ結び付けることができます。

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SAP ERP セントラルコンポーネントSAP Help Portal
SAP Knowledge Wiki | ExciterこのWikiは、ユーザおよびベンダがより良くSAPを利用するため、機能や用法および導入や保守などについてのKnowledgeを蓄積することを目的に、株式会社Exciterが運営しています。

補足

SapERPの歴史

SAPのERPソリューションは歴史的にはR/1→R/2→R/3→SAP ERPの4世代に分けることができます。
「R」はりアルタイムという意味が含まれています。

世代リリース日特徴その他:SAP社/IT世界の出来事
R/11973年
  • メインフレームで動作する会計システムとしてアセンブラ言語で開発されていました
  • ミドルウェアとなるBASISの概念がなかったため、プラットフォームに合わせてアプリケーションを構築する必要
  • 欧州の多国籍企業向けに複数の通貨、言語に対応していました
  • パラメータ変更によって各社の個別要件の差異を吸収するパッケージ型ソフトウェアという概念を実現
  • 1972年にSAP社が数名のIBM出身者によって成立されました
R/21979年
  • ABAP、Dynpro言語で開発されています
  • 稼働環境はIBMおよび独シーメンス社のメインフレームでした
  • 1980年代はメインフレーム時代の全盛期です
R/31991年(初版)
  • クライアント/サーバシステム、オープンプラットフォームに対応しています
  • UNIXシステムの上に動作できます
  • 80年代後半からはオープンシステムの波が寄せ始め、90年代には完全にUNIXやWindowsの時代となります。
  • SAPジャパンの設立が1992年
1996年
  • 3.1版がリリースされました
  • Windowsの上に動作できます。
  • インターネット経由での利用が可能になっています
1997年
  • 4.0版がリリースされました
  • インターネット上でのB2Bが可能になっております
2002年
  • R/3 Enterpriseがリリースされました
  • 基盤になるBasis(ベーシス)が切り離しされ、Webアプリケーションサーバーに変わりました。
2003年
  • mysAP ERP 2003がリリースされました
  • SAP R/3 EnterpriseとNetWeaverとセットにした製品です
SAP ERP2004年
  • mySAP ERP 2004がR/3 Enterpriseの後継者としてリリースされました
  • 「SAP ECC (ERP Central Component; ERPの中央プログラム)5.0」と統合基盤「NetWeaver2004」が融合されていて、従来のR/3 Enterpriseの機能はSAP ECC 5.0に引き継がれています。
  • 2008年1月にBI(ビジネスインテリジェンス)ソフトウェア専業最大手のビジネスオブジェクツ社を68億ドルで買収しました
  • 2010年5月にデータベースベンダのサイベースを58億ドルで買収しました
2006年
  • mySAP ERP 2005⇒SAP ERP 2005⇒SAP ERP 6.0がリリースされました
  • mySAP ERP 2004の後継者としてリリースされた製品。
  • SOA や内部統制の対応が特色になっています。
  • 旧SAP R/3の部分は、SAP ECC 6.0と呼ばれています。

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